
5月9日放送のNHKの連続テレビ小説「なつぞら」に登場したバターせんべいが話題になっています。
Twitterでは六花亭の「マルセイバターサンド」がモデルなのではないかと検索上位になっています。
そこでなつぞらに登場したバターせんべいのモデルについてチェックしてみました。
なつぞらのバターせんべいとは?
なつぞらに登場する菓子屋「雪月」の新商品のバターせんべい。
十勝のバターを使用したすこし大きめのせんべいで、ミルクバケットの形をしています。
実際にたべてみるとせんべいというよりも洋風の味がするとか。
なつがおじいちゃんへのお土産にと貰って帰って牧場の仲間と食べている時にも、せんべいというよりもビスケットだなと話題になっています。
このよう新商品のバターせんべいはせんべいというよりもビスケットもしくはサブレに近いものだと思われます。
パッケージには「MARUSEI BUTTER」
そしてこの新商品のバターせんべいを入れる箱もすでに考えているとのことで、ドラマでも赤い箱が登場していました。
この箱ですが実際に公式ツイッターでも画像つきで紹介されているのですが、拡大してみると・・・

「十勝バター煎餅 開拓者の郷」と書かれた上蓋とともに缶の部分に白く「MARUSEI BUTTER」と書かれているのがわかります。
実在の人物である十勝の開拓者である依田勉三が結成した開拓団である「晩成社」のバターを入れる箱をモデルにしたとか。
十勝の菓子会社の六花亭の超有名商品である「マルセイバターサンド」も晩成社を記念して作られた商品で晩成社のマルセイバターのラベルを再現したものとなっています。

つまりなつぞらのバターせんべいも六花亭のマルセイバターサンドもパッケージのモデルは晩成社のバターということになります。
マルセイバターサンドよりもマルセイビスケットに近い?
マルセイバターサンドはなつぞらに登場する雪月の新商品のバターせんべいとはちょっと違うお菓子です。

マルセイバターサンドはビスケットの間に北海道の生乳を100%使用したバターとカリフォルニア産のレーズンを混ぜ合わせたクリームを挟んでいるお菓子です。
ちなみに六花亭にはマルセイバターサンドの他に、マルセイビスケットという商品があります。

こちらはマルセイバターサンドのビスケットの部分のみの商品で、なつぞらに登場するバターせんべいにより近い商品だと言えます。
バターせんべいのモデルはマルセイビスケット?
それではなつぞらに登場するバターせんべいのモデルはマルセイバターサンドではなくマルセイビスケットなのかということなのですが・・・
ここまでくるとどちらでも良いのではないでしょうか。
なぜならマルセイビスケットは「マルセイバターサンドのビスケットの部分のみを食べたい」というお客さんの要望に答えて作られた商品だからです。
したがってマルセイビスケットの登場はマルセイバターサンドよりも遅く、知名度もマルセイバターサンドの方がずっと高いです。
作られた経緯とかを考えるとマルセイバターサンドがモデルということになりますが、ドラマに登場するバターせんべいにより近い商品はマルセイビスケットということになります。
まとめ
なつぞらに登場するバターせんべいのモデルは六花亭のマルセイバターサンドかマルセイビスケットで間違い無いと思います。
どちらがほんとうのモデルととるかは人それぞれだと思いますが、どちらもモデルというのが実際のところだと思います。