スーパーコンピューター京が、
2019年8月16日に運用停止して、
撤去されることが話題となっています。

そこでスーパーコンピューター京が、
なぜ撤去されてしまうのか?

スペック不足が原因なのか?
後継機は作られるのか?
など気になったので
詳しく調べてみました。

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スーパーコンピューター京とは?

「京」は神戸市の理化学研究所に
設置されているスーパーコンピューターです。

2012年6月に完成して、
2012年9月から運用されています。

総開発費は1120億円で、
開発は理化学研究所と富士通による
共同開発で行われました。

「京」という名前は、
浮動小数点数演算を1秒あたり
1京回行うことができる処理能力に
由来しています。

スーパーコンピューター京の開発は
2005年に文部科学省と理化学研究所による
次世代スーパーコンピュータープロジェクト
として開始されたされました。

2006年には国家プロジェクトに格上げされ、
世界最高の性能を持ちながら
幅広い言う用途に応用できる凡庸計算機として
開発が進められました。

2009年には民主党による事業仕分けで、
一時開発が事実上の凍結と判定されましたが、
その後予算が復活して、
2012年6月の完成にこぎつけました。

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スーパーコンピューター京はスペック不足なのか?

2019年の8月に撤去されることで、
話題になっている
スーパーコンピューター系ですが、
スペック不足が理由なのでしょうか?

スーパーコンピューターの性能の高さ
を表すランキングとして代表的なものに
TOP500と言う指標があります。

これによるとスーパーコンピューター京は
2011年11月時点では1位でしたが、
2012年の6月には2位になり、
2017年の11月時点では10位まで交代しています。

TOP500は連立一時方程式の演算を行う
ベンチマークに基づいてランキングが
決定されています。

一方でTOP500では考慮されていない、
より大規模なデータの処理速度の速さを
競うランキングにGraph500があります。

このGraph500では2014年から
2018年11月まで8期連続で1位を
獲得しています。

要するに単純な計算を処理する速度では、
新しいスーパーコンピューターに
どんどん抜かれてきてはいますが、
大規模なデータを処理する能力では
まだまだ他のスーパーコンピューターに
負けていないと言うことがわかります。

スーパーコンピューター京が撤去される本当の理由とは?

スーパーコンピューター京が
撤去される理由は、
後継機に置き換えられるためです。

スーパーコンピューター京は、
TOP500のランキングでは、
2018年6月時点で16位まで
転落してしまっています。

そこでTOP500で1位を奪還するために、
スーパーコンピューター京から
後継機に置き換えられます。

新しいスーパーコンピューターは、
スーパーコンピューター京の100倍の
性能を目指していて、
2021年ごろに稼働開始の予定です。

この新しいスーパーコンピューターは
スーパーコンピューター京と同様に
理化学研究所と富士通により
共同開発されます。

そして将来は製薬や気象の予測などの
分野での活躍が期待されています。

まとめ

スーパーコンピューター京が
撤去されると言うニュースについて
紹介してきました。

予算が足りないなどと言う、
ネガティブな理由の撤去ではなく、
より性能の高い後継機への
交代のための撤去と言う、
ポジティブな理由の撤去になります。

より高性能なスーパーコンピューターで、
日本の高い技術力を
世界に証明してほしいですね。

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