国土交通省は大雪の時にタイヤチェーンの装着を義務化する区間を
国道と高速道路に指定することを公表しました。

指定された区間では大雪時には
タイヤチェーンを装着しなければ走ってはいけないことになりそうです。

今年の2月には福井県内の国道や高速道路で
大雪による大規模な立ち往生が発生しました。

このことも今回のタイヤチェーン装着が
義務化される区間の指定に影響しているみたいです。

そこでタイヤチェーンの義務化される区間はどこなのか、
いつから義務化されるかなど、
気になる部分についてわかりやすくお伝えしたいと思います。

スポンサーリンク

タイヤチェーンはいつから義務化される?

タイヤチェーン

タイヤチェーンの義務化は気象庁により警報が出されるレベルの大雪が降った時に、
大規模な渋滞の発生が予想される国道や高速道路の区間で
タイヤチェーンの装着を義務付けることになっています。

国土交通省によると過去に大雪により立ち往生が発生した
全国の約20箇所の区間を今年の冬から今年度末にかけて指定していき、
最終的には来年度以降に200箇所の区間に広げられるとのことです。

なおタイヤチェーンの装着が義務化された区間では
スタッドレスタイヤ等の冬タイヤを装着していても、
タイヤチェーンを装着する必要があります。

違反したら罰則はあるの?

タイヤチェーンの装着が義務化された区間で、
装着が指示された時にタイヤチェーンを装着しないで走行した場合には
道路交通法により6ヶ月未満の懲役、または30万円以下の罰金が課せられます。

スポンサーリンク

北海道や青森県でもタイヤチェーンが義務化されるのか?

実は北海道や青森県など、冬になると常に積雪状態で、
路面が凍結していたり雪が積もっていることが当たり前の地域では
タイヤチェーンを使用することはほとんどありません。

基本的にスタッドレスタイヤさえ履いていれば、
大雪でも心配いらないと言う考え方で、
峠を通る場合でもタイヤチェーンを持っていく人はほとんどいません。

毎年スタッドレスタイヤで雪道を走っているけれども
タイヤチェーンは持っていないし、
装着したことさえ無いと言うドライバーも数多くいます。

これらの地域でもタイヤチェーンが義務化されれば
車の所有者ほぼ全員タイヤチェーンを
購入しなければいけないと言うことになります。

現在のところ青森県に関しては
タイヤチェーンの装着が義務化される区間はごく一部に限定されることが、
東奥日報による国土交通省への取材でわかっています。

つまり今回のタイヤチェーン装着の義務化は
大渋滞を引き起こした今年2月の福井県の大雪のような、
主に北陸地方等を想定していて、
青森のような北陸地方等とは雪質や積雪状態の異なる地域は想定していないようです。

したがって北海道に関しても青森と同様に
タイヤチェーンの装着が義務化される区間はごく一部になると考えられます。

タイヤチェーン義務化への準備期間が必要では?

たしかに今回のタイヤチェーンの義務化で
今年の福井県の大雪時のような大渋滞は防ぐことができるかもしれません。

しかしながら今年からすぐに義務化が開始されるにもかかわらず、
まだ20箇所の規制地域が決まってません。

もしも毎日通勤に使うような道路が規制の対象になった場合には
タイヤチェーンを購入しなければいけませんが、
そのような場合にはタイヤチェーンを求める人が殺到して、
品薄になったりお店で購入できないなんてことも予想されます。

大雪の時に備えて何らかの対策を行うことは大切だとは思いますが、
今回の動きはすこし拙速過ぎるような気がします。

例えば先に200箇所の規制を行う区間を定めて、
その区間の周辺の住民などがタイヤチェーンを用意するための期間を十分に取ってから
罰則の適用を行う等の準備期間を取る必要があるように思います。

スポンサーリンク